いびき治療(睡眠時無呼吸症候群)|座間市の歯医者|入谷歯科クリニック

痛みを抑えた治療

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いびき治療(睡眠時無呼吸症候群)

入谷歯科ではいびき治療(睡眠時無呼吸症候群)に対応しております

いびき治療(睡眠時無呼吸症)

睡眠時にいびきをかいていると指摘を受けた方や睡眠時間が十分に確保されているにも関わらず、疲れが取れない、昼間に急な睡魔に襲われるという方は睡眠時無呼吸症候群(SAS)である可能性が考えられます。

入谷歯科クリニックでは、歯科的なアプローチによって睡眠時の慢性的ないびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの治療にも対応しておりますので、症状について心当たりのある方はお気軽にご相談ください。

お口と睡眠と呼吸との関わり

お口と睡眠と呼吸との関わり「寝る前には歯みがきしましょうね」子供の頃からよく言われてきた言葉だと思います。寝る前に身体や頭を洗わないと痒くなったり、肌荒れ、体臭の原因になったりします。

これは皮脂や汗が残り細菌が繁殖するためです。お口の中は身体の中でも多く細菌がいる場所です。特に虫歯や歯周病を進行させてしまう細菌が増えてしまうと悪化するリスクは高くなります。

寝ている時間はお口の状態が悪くなってしまう時間の一つなのです、起きている時と比べてお口の中の唾液の量が減っています。唾液は歯やお口の中を守る上で重要な働きをしているので、唾液の量が減ってしまうのは歯が悪くなるリスクを高めてしまいます。

お口と睡眠と呼吸との関わり唾液には、食べ物を消化するための酵素や、口の中を清潔に保つための成分が含まれています。

また、お口の中の傷や歯の脱灰を修復したり、あらゆる病原菌の侵入・感染を防いだりする重要な役割を担うための成分や緩衝作用、殺菌・抗菌作用を持つ成分も含まれています。

 

寝ているだけで唾液の量が減ってしまうのに、さらにお口を開けて口呼吸をして寝てしまっていると虫歯と歯周病のリスクは高くなります。寝ている間に歯が溶けているかも…。

お口と睡眠と呼吸との関わりご自身では自覚しにくいですが、寝ている時の歯ぎしりや咬みしめは歯やお口の中に大きな影響を与えてしまいます。

歯ぎしりというと音が鳴るというイメージの方が多いと思いますが、実際には音が鳴らない歯ぎしりのほうが多いのです。

寝ている時の歯ぎしりや咬みしめは無意識に行われているのでコントロールすることが難しく、過剰な力が歯や顎にかかり続けます。奥歯だと50~70kgぐらいかかると言われています。

睡眠時の歯ぎしりや咬みしめが引き起こす症状

睡眠時の歯ぎしりや咬みしめが引き起こす症状

寝ている時は副交感神経が優位に働かなければならないのですが、口呼吸をしていると呼吸は浅く早くなるため、自律神経が乱れて交感神経が優位に働きます。

交感神経が優位になると、睡眠も浅くなり筋肉が緊張してしまいます。
→咬筋(咬む筋肉)が緊張することで歯ぎしり・咬みしめの1つの原因になったり、気道を拡げるために下顎を動かして歯ぎしりになっている場合もあります。

自律神経の表

睡眠時無呼吸症候群/SAS(重度の睡眠呼吸障害)とは?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠時に無呼吸状態(呼吸が停止する)が繰り返される病気で、一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸状態が30回以上、または1時間の睡眠中に5回以上の呼吸停止や低呼吸が発生する状態を指します。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に舌や軟口蓋が緩み、気道が一時的に閉鎖されることによって起こります。血液中の酸素飽和度が低くなり心臓への負担が大きく、循環器系の病気のリスクが高くなります。

生活習慣病のグラフ/SASの合併の割合

高血圧・心臓病・脳卒中・糖尿病という命と関わるような病気と密接に関連していることがわかっています。重症化すると大変危険な病気であり、病状の早期発見・治療が何より大切です。しかし、睡眠中に無意識に現れる症状なので自覚することが難しい病気でもあります。国内では最低でも500万人以上の患者がいると推定されています。

このような症状の方は睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれません

軽度の睡眠呼吸障害も注意が必要です

自律神経の表

軽度の睡眠呼吸障害であっても、口呼吸や気道が狭くなることで自律神経が乱れ、交感神経が亢進してしまいます。

無呼吸はあまりないので日中の眠気は伴ないませんが、いびき・覚醒・朝の頭痛・お口の乾燥・ブラキシズムなどは認められます。睡眠時の自律神経の乱れは寝つきも悪く、途中で目が覚めたり眠りが浅くなったりします。自律神経失調症の原因になることもあるため、軽度の睡眠呼吸障害も注意が必要です。

睡眠呼吸障害を起こしやすいお口の状態があります

睡眠呼吸障害を起こしやすいお口の状態についてご紹介いたします。

気道が狭くなりやすいお口の中とは

気道が狭くなりやすいお口の中

気道が狭くなるほとんどの原因が舌根沈下です。特に仰臥位(仰向け)の時、軟口蓋と舌根が下がったり、下顎が下がり気味になるため、気道を狭くしてしまいます。

また、顎が小さいと舌は低く後方に位置するため、舌の位置が悪く、張力がないと気道を塞いでしまいます。

歯並び

顎の成長が悪く歯並びが悪い方や下顎が後退している方、深く咬みこんでいる方、咬み合わせた時前歯が咬んでいない方などは舌や舌がついている下顎が下がりやすいため、気道を塞ぎやすくなってしまいます。鼻閉があり、口呼吸している方も舌が低位になっているために寝ると下方へいき気道を塞いでしまいます。

正しい舌の位置

もちろんお口の中以外にも原因はあります

気道が狭くなる原因はお口の中以外にもあります。

一般的には肥満や飲酒、睡眠薬の服用などがあります。特に肥満の方は、のどへの脂肪沈着が増加するために空気の通りが悪くなるのです。

ご自身ではどんな睡眠をとっているかはわかりません。睡眠は人生の1/4を占めています。回復させるための睡眠が逆に身体に負担をかけてしまっているかもしれません・・・

アプノモニタ8を用いた睡眠簡易検査を実施

アプノモニタ8を用いた睡眠簡易検査

入谷歯科クリニックでは、睡眠時無呼吸検査器「アプノモニター8」による簡易検査を実施しております。

ご自宅でアプノモニター8を就寝時に装着していただき、睡眠中の酸素飽和度・心拍数・呼吸イベントなどを測定することができます。

いびきを軽視せず早めに検査を受けましょう

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の潜在患者数は約500万人と言われ、国民病や現代病とも呼ばれるほど身近な病気です。

いびきだからといって恥ずかしがったり、軽視したりする方もいると思いますが、命に関わる合併症を引き起こす可能性もあるため、できるだけ早めに検査を受けることをおすすめします。

日本顎咬合学会認定医が適切ないびき治療を立案いたします

日本顎咬合学会認定医下顎が小さい方や上顎前突(出っ歯)の方など、歯並びや咬み合わせに問題がある場合は、舌が奥に引っ込んで、気道が狭まり、いびきをかきやすい傾向にあります。

入谷歯科クリニックには、歯科の根幹である咬み合わせに精通した「日本顎咬合学会認定医」が在籍しておりますので、患者さまの歯並びや咬み合わせも考慮した適切な治療計画をご提案いたします。

軽度~中等度の睡眠呼吸障害の方の治療法

重度の睡眠無呼吸症候群の方の治療は第1選択としてCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)を行います。機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法です。

口腔内装置

軽度~中等度の睡眠呼吸障害の方には、口腔内装置を用いた治療が有効的です。口腔内装置もさまざまなタイプがあり、上下一体型・上下が分離して下顎に可動性を持たせるタイプ・上顎のみに装着して舌にアプローチするタイプがあります。

CPAPの継続使用が困難な方に用いたり、CPAPと口腔内装置を併用することでCPAPの圧力を下げることが可能になります。

当院では原因に合わせた口腔内装置を作製することができます

入谷歯科クリニックのいびき・睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療では、患者さま一人ひとりの原因に合わせた口腔内装置を作製することができます。上下一体型のスリープスプリント、上下顎分離 口腔内治療装置ソムノデント、TRP(Tongue Right Positioner)と呼ばれるマウスピースを使用した歯科的なアプローチによって症状の緩和・改善を目指します。

原因に合わせた口腔内装置を作製

上下一体型 スリープスプリント(下顎前方誘導)

スリープスプリントスリープスプリントは上下一体型のマウスピースです。睡眠時にマウスピースを装着して下顎を前方に出した状態で固定することにより、気道を確保します。

上下一体型なので違和感・異物感が強いですが、検査で睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は保険適用で作成することができます。

ソムノデント(下顎前方誘導)

ソムノデント患者さまのお口に合わせて製作した上下顎分離 口腔内治療装置ソムノデントを睡眠時に装着し、下顎を上顎よりも前方に出した状態で固定することによって十分な気道が確保されるため、いびきや無呼吸状態などの症状を緩和・改善することができます。

上下分離型のため、自由度があり、装着感も比較的良いです。

※上下顎分離 口腔内治療装置ソムノデントは、世界30カ国を超える国々でいびき・睡眠時無呼吸症に悩む約500,000人以上の患者さまが使用されています。

タングライトポジショナー(TRP) (舌機能回復型)

TRP(Tongue Right Positioner)TRP(タングライトポジショナー)は、フランスの矯正歯科医師であるクロード・モクレール先生が考案した装置です。

睡眠時に装着して舌の位置を正しくすることにより、生理的な筋の張力や機能を改善し、鼻呼吸を促進します。

口呼吸を改善することによっていびき、無呼吸などの睡眠呼吸障害や姿勢、スポーツや昼夜のパフォーマンスの向上など、段階的な回復を目指します。上顎のみの装着なので違和感が少ないです。

タングライトポジショナー

座間市にていびき治療・睡眠時無呼吸症の治療をご希望の方へ

座間市でいびき治療(睡眠時無呼吸症候群)

入谷歯科クリニックでは、歯科的なアプローチによっていびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を実施しております。いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)は脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞、心不全などの合併症を引き起こす可能性があるため、心当たりのある方は早期の検査をおすすめしております。神奈川県座間市にていびき治療・睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療をご希望の方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。

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